1948-05-26 第2回国会 衆議院 厚生委員会 第3号
墓地と申しますればいわばまことに陰慘なという感じを受けるのでありまして、これは先祖を崇拜するというようなわが國の國民感情から申しまして、いささか適當ではないのでございますが、しかしながらこれを強制いたすことは、今日の事情からいかがと存じますので、これらについては指導面によりまして都市計畫等と相まつて、公園的な明るい墓地等をつくつていく、さような方針であります。
墓地と申しますればいわばまことに陰慘なという感じを受けるのでありまして、これは先祖を崇拜するというようなわが國の國民感情から申しまして、いささか適當ではないのでございますが、しかしながらこれを強制いたすことは、今日の事情からいかがと存じますので、これらについては指導面によりまして都市計畫等と相まつて、公園的な明るい墓地等をつくつていく、さような方針であります。
以上のような諸原則の附加によりまするところの修正を主張するのでありまするが、これは我が國の民主革命の完を成妨げ農民の生活と農業の發展を壓迫している封建的な殘存物を農村から後を絶つて、以て陰慘な農村を明るい農村に一變し、眞に日本經濟を破滅より救い、民主的日本を建設する礎石を築くための主張に外ならないのであります。
こんなことであの危險な仕事、しかもあの陰慘な中で、社會と遮斷されたところでやることは不可能なことではないかと私は思う。繰返して申します。ものには限度があります。殊にいわんや一般社會人の不安を除去するというためには、豫防司法もありますが、また行刑の問題は、きわめて重大な役割を果たしております。こんなことでどうしてりつぱな素質のいい職員が得られましようかと、われわれ思うのであります。